中国の大地震から思うこと

中国で大地震がありました。
日毎に状況がわかり、死傷者の数がどんどん多くなってきています。
テレビの映像を見ていると、あまりの悲惨さにたまらなくなります。

ある都市では、廃墟に近い映像もありました。子供や肉親を亡くした人々を見ていると、どんな思いでいるのかといたたまれなくなります。
建物が崩壊することで一瞬に全てを失ってしまいます。日本も他人事でないことを、私も痛感します。
映像を見ていると、中国の建物は柱と梁を作って、その間にレンガとか土壁を作っていくやり方をしています。耐震壁の強度も乏しく、レンガなので粘りがなく、2?3分継続的に揺らされれば、崩れてしまいます。その結果が大惨事につながっています。もう少し、耐震性のある建物だったならばと悔やまれます。
日本の住宅も、昭和56年以前の建物が、(平成12年以前も多少なり)これと同じような状況にあります。筋交いも少なく、連結金物も少なく、全て仕口や継手が弱く、倒れやすいのです。阪神大震災で、そういう建物の多くが被害にあったことで立証されています。そのためにも、少しでも耐震壁を設けたり、強くしたりして(筋交い、面材、金物を入れる)、きたる地震に備えなければなりません。
今もし、同じような地震がくれば、耐震性をもたない多くの建物は倒壊し、同じような被害にあうことは目に見えています。悲しいことの繰り返しになります。
大地震は100年、200年の周期かもしれません。でもその周期にあたってしまったら、時には生命も財産も肉親も奪われてしまうかもしれません。他人事と思わず、この機会にもう一度、リスクを考えてほしいと思います。
耐震診断をして耐震性がなければ、耐震計画をして耐震補強を行ったほうがいいです。私も、静岡県耐震診断補強相談士として、県のTOUKAIー0のプロジェクトに参加して、耐震診断、耐震補強を今も行っています。その重要性をあらためて痛感しています。
これから、やらなければならないことも見えてきました。
今は、日本防災協会の基準にそって、それぞれの家の耐震補強計画をたて、そして倒壊しないように補強することができます。しかし私たちが、勝手に他人の建物を壊れないように耐震補強するわけにはいきません。
他人事と思わず、この機会に自分の家の耐震を、もう一度考えてみてください。
これからも、いっそう耐震に力をそそいでいこうと思います。

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