植林体験-家づくりの物語-

3月27日土曜日。
建築計画のあるご家族、工務店の方、材木屋さんなど40名くらいで、
富士市大渕にある山(まるいチップさんの山)で植林体験をしてきました。

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2台のマイクロバスで山に入り、係の人から植林の説明を受けました。
苗木には表と裏があり、表を南東に向けて植えます。
間違えると、成長過程で木がねじれてしまうそうです。
そして植える時は、根にまんべんなく土がからむように、
引っ張りながら振動を与えて埋めるとの事です。

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係の方が、印のついたロープを張り、植林する位置を決めます。
各自持参したスコップを使い、深さ30cmほどの穴を掘り、
そこに、3~5年の50cmほどの苗木を、説明されたように両手で植えてゆきました。

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ひとり当たり5本、全体で約200本の木を植えました。
その後、自分の植林した木がわかるように、
桧で作った看板に名前や日付を書いて そこに立てました。
何年後かに訪れて、成長した木を見た時は、とても感動すると思います。

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みんな初めての体験を楽しんでいて、
お子さんたちの楽しそうな声が、あちこちから聞こえました。
ご家族で仲良く会話しながら植林されている姿はほほえましく、
いい思い出になったことと思います。

木で住宅を建てる場合、
木について知れば知るほど、家づくりは楽しくなるのだと思います。
自分の家に使われる木が、
どこで育ち、
どこで加工され、
どこに使われているかが分かっていると、
家づくりを身近に感じ、よりおもしろくなります。
植林体験や、木が育つための作業過程を見たり触れることで、
木の素晴らしさや尊さが実感できると思います。
また、自分が産地に行って確認した
素性のしっかりした木を使用することは、
安心につながります。

これから、春夏秋冬の年4回 木こりツアーを開催する予定です。
家づくりを楽しむためにも、是非ご参加ください。

そこから 楽しい家づくりの物語が始まります。

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