何十年もあとに

3月4日 箱根の別荘地で、昨年9月から工事にとりかかっていた小さな家が完成しました。

仕事をリタイヤされ、これからの人生を過ごす、ついのすみ家を引き渡しました。
駿河湾と富士山のパノラマがきれいな場所で、晴れた日には、足を一歩踏み出せば駿河湾に届きそうな、そんな錯覚をするような、見晴らしのよいところです。
これからは、ずっとそこで住ごされるのですから、落ち着くように、暖かみを感じるように、そしていつまでも飽きないように、大半は自然素材で造りました。

この自然を眺めながら、触れながら暮らしていく、住む方の生活の状況が頭に浮かんできます。
何年も何十年もあとに、自然となじんで、この家が風景の一部になっているといいなと思います。

引渡しを終えて、少しホットしています。
雪も似合いそうです。

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