見学会で得られるもの
「本物でつくる木の家」というテーマで、11月に見学会を開催しました。
ご来場ありがとうございました。
無垢の木材をつかうことだけでなく、
木材以外も 素材に素直に疑似品でなく偽りない本物でつくることが、
住環境に必要ではないかと私は考えています。
時を超え、本物から出てくる味わいが、住む人の心を和ませ、
家を楽しむことにもつながります。
家を建てることは大きな買い物ですから、
素材を十分に吟味し、
使いたいもの・使ってはいけないものを
建築主みずからが見極めて家づくりをした方が良いと思うのです。
その見極めをするためには、
カタログやホームページを見るだけではなく、
多くの所に出向き、外壁材・塗料・壁材・床材・屋根材などの
いろいろな使用材を直接見て、手に触れて、
どんなものか質問したり体感したりすべきだと考えます。
いろいろな建材の質感を感じることで、
自分が何を求めているか見極められるようになります。
また、つくり手にそれをスムーズに伝えることが可能になり、
間違いない家づくりにもつながります。
良いにつけ悪いにつけ、
見学会はその“見極める力”を養う場所でもあります。
いろいろな見学会に出向いてみて下さい。