復興を願って
この地震で流通が寸断され、生産工場なども大変な痛手を受けて、
施工者に材料が入りにくくなっています。
工事のことを考え悩みますが、被災した方々のことを考えれば、
これは苦労とは言えないでしょう。
着の身着のままで津波から逃げ、大切なものも帰る家さえも
失った方々のことを思うと、言葉を失うばかりです。
今、被災地から遠く離れている私たちは、
何の不自由もなく生活できています。
被災地では、食料も衣料も生活用品も燃料もありません。
ライフラインもとぎれ、水も電気もなく、体を暖めることも出来ず、
トイレにも不自由しています。
東海地震と背中合わせのこの地域に住み、今回の大震災は
他人事ではありません。
東海地震とは関連していないと発表されましたが、
15日に富士宮市は震度6強の地震にみまわれました。
不安をかかえ、不自由をしいられている方々に、
私ができるのは生活のたしになるよう支援物資を
送るくらいです。
昨日、少しですが日用品や水を送りました。
明るい先が見えてくるように、ゆっくり、一歩ずつ、
負けずに頑張ってください。