完成見学会にむけて
完成見学会が近づいてきました。
建物が完成に近くなるたびに、こんな思いでいっぱいになります。
私は、いつも、その家族だけの家を作ろうと思って、
自分の感性を信じ、材料は本物にこだわって、
仕事をしています。
建て主をはじめ、職人さん、スタッフ、いろんな人の協力をあおぎながら
かけがえのない、ただ一つの家が完成します。
引き渡したあと、この家は、私たちのそばから離れ、
住まい手との長いお付き合いが始まります。
10年先、20年先、長年住んで良かったと思っていただくため
本物を使います。
本物は、時がたっても決して、住まい手も作り手も裏切りません。
時とともに風合いを増して、心を豊かにしてくれます。
いつも使う湯のみ茶わんが、手になじむように、家も家族ひとりひとりに
なじんでゆく、そんな家になってほしいと思います。
そんな思いで、住まい手にお渡しする家です。
どうぞ、お時間をとって見にきてください。