水門「びゅうお」に 夕日が沈む。

千本海岸を抜け 、ジョギングをしていると 、沼津の港で こんな美しい風景に 出会いました。

沼津港 展望水門 びゅうお

「びゅうお」の門の 間を、ゆっくりと 、最後のエネルギーが 、燃え尽きるように 、空を 赤く染めて、 海の狭間に 、日が沈んで行きます。 水門が、 作り出した 明るく形とられたスクエア が、まるで、 絵画のように美しく見えてきます。 自然と 人工が 作り出した 協同の賛美です。

そして、 そんな思いに ふけって、水門を眺めていると 、夜の帳が下りる頃に 、一艘の 漁船が 、たまゆらような やわらかな波紋を 、残して 夕日に誘われるように 、夜の海に消えて行きました。 どこに行くのでしょうか、 気になります。 今日の海は、穏やかで、とても やさしく思えてきます。

ライトアップ

また、暗くなると 「びゅうお」は、 ライトアップしてゆきます 。 オレンジ色の光が 、 冷たいコンクリートの 水門をあたた かく 映し出し 、そして、展望台の ガラス面は ブルーの光に 覆われます。 照明の色のコントラストも、とてもきれいで、「びゅうお」の 立体があざやかに映りこんできます。

時間を追うごとに、 「びゅうお」は、色んな表情を見せて、楽しませてくれます。

今日は 夕日が沈む頃の 、印象的な 「びゅうお」に出会ました。そして、こころが癒やされました。

私は帰るのも忘れて 風景の虜になってしまいました。 また、明日になれば、違う 「びゅうお」が、 見れる事でしょう。

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