子供室の間仕切りを本棚とクロークで

5年前に 、無垢材と 自然素材で、 新築させてもらった 家 のご主人から、 子供室に 本棚 を作りたいと 依頼を受けました 。 新築時は、 生まれたばかりの 男の 赤ちゃんでしたので 、広い部屋で 十分 遊ばせたいと言う 思い で、 間仕切りは 設けずに 使っていました。 今、その子も 育って 、幼稚園に行くようになり 、また 、二人目に女の子が生まれて 3歳になりました。 二つの部屋と、 おもちゃ や 本や 衣服などの、 それぞれの 置き場所が 必要になってきました。

新築時に、 90 cm の間で 、幅300 の本棚 、幅600のクロークを たがい違いにして、 間仕切りを作り、 双方の部屋から 、使えるよう計画をしてありましたので、それを実行するようアドバイスをさせていただきました。

出来合いの 本棚を 設置したり、 ラッピングの 化粧板 で作れば 、安価にできますが、 廻りが、無垢の木や 、自然素材なので トーン が合いません。 同じトーンで合わせて、 雰囲気を 大事に したい というこだわり も あり、 日本の杉の 集成板を 使って作ることに しまし た。

出来上がった後 、スッキリ、 違和感もなくでき、 依頼者に喜んで頂きました。

後日 、お話を 聞かせてもらいました。 一緒に夜寝ていたお子さんが、 自分の部屋だと言う 自覚ができ 、部屋で 寝るようになったと 言っていました。 おもちゃ や、本も 、自分なりに片付けていると思います。

木は、やさしく 、時が経つごとに 愛着が出てくるので、 より一層、これからも、 お子さんの心を、癒して、いってくれると思います 。 これから、大人になるまで、 ここで、どんな物語が生まれ、どんな本が 、並んで ゆくのでしょうか。楽しみです。

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